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日本におけるコミットメントの深化:長期的なパートナーシップ


By Charles Schnake(VP of Revenue, Tecplot Inc.)

世界中のエンジニアに力を与えるという私たちの使命は、大きな一歩を踏み出しました。Tecplotは日本での直接のプレゼンスを確立します。

これは弊社にとっても、またTecplot 360、Focus、FieldView をご使用いただいている日本の多くのエンジニアや研究者にとっても重要な前進です。長年にわたり信頼できる代理店を通して活動してきましたが、このたび弊社独自の現地販売・サポートチームを立ち上げることになりました。これまでの経緯に感謝し、この変化により次に何ができるかを楽しみにしています。

日本はすでにTecplotにとって売上規模第3位の市場であり、シミュレーションとエンジニアリングにおける革新の中心であり続けています。私たちの目標は、より緊密なパートナーシップを築き、より迅速なサポートを提供し、開発ロードマップに日本のユーザーの確かなニーズを反映し続けることです。

画像提供:電気通信大学。JAXAが設計した再使用型複合サイクルエンジン搭載ロケットの吸気口付近の流れ場。この図はエンジンが始動していない状態を明確に示しており、吸気口の手前で流れの剥離が発生し、均一な流れが入ってこないことがわかる。

信頼と継続に基づく変化

Tecplotの日本での歴史は長く、その成功は長年のパートナーである株式会社ヒューリンクスと株式会社ヴィナスの協力によって築かれました。両社のチームは、長期間にわたって日本のユーザーをサポートしており、私たちはその貢献に深く感謝しています。

2025年7月1日より、日本のTecplot 360 およびFocusのお客様は、弊社の社内チームと直接仕事ができるようになります。FieldViewのお客様は 2025年10月1日にこれに続く予定です。この移行の一環として、私たちは日本語サポートを強化し、現地のお客様に対応できるようにウェブサイトを更新し、日本のユーザーとの関わり方についてより積極的な役割を果たすことになります。

この移行がライセンス、サポート、または購入プロセスにどのような影響を与えるかについてご質問があるお客様のために、日本語の「よくある質問」ページをご用意しました。このページには、主要な日付、製品の詳細、およびお問い合わせ先に関するガイダンスが含まれています。

これは短期的なキャンペーンや引継ぎではありません。パートナーシップ、信頼性、そして支援という基盤の上に築かれた長期的なコミットメントとなります。

エンジニアリング界のリーダーたちと手を組む

日本は長年、CFD(数値流体力学)を含むシミュレーション分野で世界をリードしてきました。官公庁の研究機関、民間企業、学術分野のいずれにおいても、私たちのツールは世界で最も先進的なユーザーによって使用されています。

FASTARのようなソルバーを開発しているJAXAや、海事や混相流の研究で知られる海上技術安全研究所などの研究機関は、世界のCFD分野の発展に大きく貢献しております。これらの研究機関は、高品質で広く採用されているソルバーを開発しております。これらの多くはTecplotの可視化および分析ツールと完全に互換性のある結果を生成することができます。

日本における当社の直販体制の発足に伴い、このようなコラボレーションはさらに強力なものになると期待しています。より緊密な技術的関与は、より迅速なフィードバック・ループ、よりスムーズなワークフロー、そして私たちのツールと日本のエンジニアリング業界全体で使用されているソルバーとのより深い統合を意味します。

可視化画像提供:首都大学東京2025。半円筒状の突起を1つ設置した平板の流れ場の可視化結果であり、突起の設置により分離渦が発生することがわかる。

航空宇宙、海洋、エネルギー、自動車、エレクトロニクスなどの幅広い業界において、日本のエンジニアは大規模で複雑な問題を正確かつ慎重に解決しております。Tecplotのツールは、これらのチームが結果を正確に可視化し、パフォーマンスを分析し、新たな気付きや発見を自信を持って伝えること支援します。

また、私たちは日本の学術界を支援できることも誇りに思っています。東京大学、京都大学、東北大学、大阪大学、東京工業大学など多くの大学は、世界的に認められた研究者を輩出しています。また、Tecplot製品が講義や研究室で使用され、次世代のCFD専門家を育成し、最先端技術を推進している教育機関も日本全国に数多くあります。

ユーザーから学ぶ

この移行の最も有意義な成果のひとつは、ユーザーの声にもっと直接耳を傾ける機会が増えることです。

同じ言語で会話をすることで、私たちのソフトウェアを使用する人々とそれを開発する人々との距離を縮めることで、私たちは次の開発にどこに焦点を当てるべきかについてより賢明な決定を下すことができます。日本からのフィードバックはテクニカル・サポートだけでなく、将来の製品開発の方向性にも反映されます。

実際、私たちはすでにその哲学を実行に移しています。私たちの今後のリリースには、新しいVulkanベースのレンダリングエンジンが含まれており、大規模で非定常なデータセットにおいて大幅に高速なパフォーマンスを実現します。これは、多くの高忠実度シミュレーションにとって非常に重要なニーズです。また、Tecplot 360 MBのリリースも準備中です。これは、膨大なシミュレーション結果をよりよく処理するための新しいデータ・アーキテクチャを導入したものです。どちらも、使いやすさとパフォーマンスにおいて大きな飛躍であり、日本のような先進的な研究開発環境で見られるワークフローに直接影響を受けています。

グローバルにつながるローカルチーム

この度、坂田大典がTecplotの日本営業部長に就任いたしました。MSCソフトウェアに10年近く在籍し、CAE市場での深い経験を持ち、業界知識と顧客志向の両方を持ち合わせた思慮深いリーダーです。

彼は夏の間に技術スタッフ(日本語話者)と合流し、現在のユーザーと将来のユーザーの両方をサポートするためのフルチームを編成する予定です。このチームは、北米の開発チームや製品チームと密接に協力し、Tecplot本社リーダーシップチームによってサポートされます。

本社リーダーシップメンバーを伴う顧客訪問が夏以降計画されておりますが、これは表敬訪問的なものではありません。人間関係を構築し、アイデアを共有し、日本の顧客のニーズと緊密に連携し続けるための継続的な努力の一環とお考え下さい。

ネバダ州ラスベガスで開催された最新のAIAA航空フォーラムでのTecplotチーム。左から右へ:Jared McGarry、Scott Fowler、Charles Schnake(筆者)、坂田大典、Yves-Marie Lefebvre

さらに先を見据えて

この移行は私たちが望むあり方を反映したものであり、日本におけるビジネスにおいて次の新たなステップを始められることを光栄に感じております。

長年のお客様、そして新しいお客様、日本のすべてのお客様、ありがとうございます。今後さらに強力なパートナーシップを築いていくことを楽しみにしています。

日本のお客様でご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。技術サポートについては、support-jp@tecplot.com。販売または一般的なお問い合わせは、sales-jp@tecplot.com。